STORY

大切なものを取り戻すため、
失われた故郷でふたりは真実を探す――
かつて、3つの州の境に存在し、
そんな平和な町で、 住民のほとんどが消えるという謎の災害が発生。
町は禁足地となり、王都から派遣される調査員を除き、
立ち入ることができなくなってしまう。
月日は流れ、町の禁足は解かれ、 復興計画が立ち上がることとなった。
それを機に、かつて故郷を追われた少女と少年も成長し、 それぞれの想いを胸に帰郷する。
ひとりは、行方不明になった祖父が残した店を 取り戻すため。
もうひとりは、父の残した遺品について調べるため。
そして、共通する目的である人々が消えた原因を 調べるために――
彼らは故郷の地で出会い、 共に真実を探すために歩むこととなる。
その先に、想像もしなかった出会いと真実が 待ち受けているとも知らずに――
謎の遺跡で出会ったのは
鉱山の奥に謎の遺跡が現れたという話を聞きつけ、意気込んで乗り込んだリアス。強敵に襲われピンチに陥ったとき、駆け付けたのは同じく遺跡を探していたスレイだった――。
なんとか敵を倒したふたりが遺跡の扉に近づくと、スレイの腕輪についたガイストコアが反応して扉が開く――
その先にあったのは天井に星のような模様が描かれた不思議な空間。そして、数百年前に失われた「錬金術」のための錬金釜だった。
失われた錬金術に、
復興のカギが……?
その空間に足を踏み入れたリアスは、初めて来る場所なのになぜか懐かしさを感じる。スレイに促されるままに、調合を試みるとなんと成功。しかし錬金釜は1度の調合で光を失ってしまった。
町に戻ったふたりは復興計画の責任者カミラに遺跡の調査をしたいと訴える。スレイは12年前の災害の真相の手掛かりを求めて、リアスは錬金術をハルフェンとお店の復興に役立てるため。こうしてふたりは力を合わせていくこととなった。
心強い仲間たち①
ランターナとは別の世界からやってきた「異邦人」たちも、ハルフェン復興に関わっている。
「亜空の道」の調査を頼まれてハルフェンにやってきた、凄腕冒険者のロゼ。実践経験が乏しいリアスとスレイに戦い方を教えてくれる。彼のいた世界には「錬金術」があり、駆け出し錬金術士のリアスを時に厳しくも見守っている。薬の素材を求めて各地を回っている魔法使いのウィルベルも「亜空の道」を調査するためリアスたちと同行することに。